同じ朱鷺メッセ内で面白そうな展示会がやっていたので行ってきました。
総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円を超える大ヒットとなった庵野秀明(1960-)。本展は、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫ります。自身の原点となった「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在までの直筆の膨大なメモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで多彩な制作資料を余すところなく展示する世界初の展覧会です。
引用元:開催中の展覧会 | 新潟県立万代島美術館
行った日が12/24だったのでけっこうギリギリでした。
この記事が出るころには終わっちゃってますね。
中は5つの章に分かれていて、順番に歩いていくと庵野秀明氏の経歴がたどれるようになっています。
入り口から入るとまず目にするのが仮面ライダーやウルトラマンの過去の映像や模型です。
これは庵野秀明氏が幼少期興味があったもの、つまりは今の作品作りの原点となったものの紹介がされています。
この辺は興味がないのでサラッと見ます。
昔のアニメ映像などが流れていて興味のある人は目を引く展示だと思います。
- 学生時代の私物
やはり幼いころからモノ作りが得意だったんですね。
庵野氏がアマチュア時代に同人活動とし作成していた作品も見られます。
このグループが後のガイナックスになったそうです。
そしてプロになってからかかわった作品「風の谷のナウシカ」「トップをねらえ」「ふしぎの海のナディア」などが展示されています。
「ナウシカ」に出てくる巨神兵は庵野氏が書いていたんですね。
初めて知りました。
展示の説明書きには裏話が載っています。
例えば「ふしぎの海のナディア」では予定されていた監督が急遽降板したことで、庵野氏がピンチヒッターとして監督を務めることになったそうです。
庵野氏の手腕によりSF色、エンターメント色強めの作品に修正し、あのような作風になったみたいです。
そしてお待ちかねの「エヴァンゲリオン」です。
書記の企画案なんかは見どころったっぷりです。
企画書の時点で面白そうな雰囲気がプンプンします。
当時は夕方に放送していたんですね。
「決戦兵器は、14歳。」っていう、キャッチフレーズがいいですね。
SF以外の作品の監督をしたり今までと異なった作品作りをしています。
そしてエヴァの新劇場版の資料などもこのエリアに展示されています。
「破」までは面白かったのですが「Q」で?ってなった思い出があります。