新潟県燕市のディープなホテル泊まってみた【公楽園】

 

ある日Twitterを見ていたらたまたま見つけた激渋ホテル「公楽園」

 

コンクリートの無骨な外装。

オートレストランの2階にあり、田んぼに囲まれています。

 

これは1度は泊まってみたい。

すぐに場所を調べてみるとなんと新潟県燕市でした。

 

家からもさほど遠くないのでGWを利用していってみました。

 

結論

・外見は廃墟のようですが部屋は思ったよりきれいでした。
・下の階は24時間営業のオートレストランになっていて、レトロ自販機やレトロゲームが置いてあります。こういうのが好きな人にはたまらないと思います。

 

ちなみにレトロ自販機については過去に新潟市北区「ポピーとよさか」というところで経験しています。記事にしてあるので気になった方はぜひ。

neco-mate.hatenablog.com

 

「公楽園」とは
 

開店は1976年(昭和51年)国道116号燕市内に開通してまもなく、先代の経営者が「これからは車で来店してもらう時代だ」と考えて開店した。1階はオートレストラン、2階はホテルになっている。1階と2階の入口は別々になっている。元々は1階だけを作る予定だったが、思い付きから2階を追加したためこのような構造になった

引用元:
公楽園 - Wikipedia

 

宿泊代:2900円
チェックイン/チェックアウト:16:00/10:00


休憩だけでも利用できます。

創業25周年特別企画と書いてありますね。
20年近く特別企画をしているんですね。

 

公楽園へ
 
国道116号沿いにあります
 
「本当にこんなところにあるのかな。。。」と思いながら走っていると赤い看板がいきなり現れます。
 

 
中に入るとTwitterで見たあのコンクリート造りの建物がありました。
駐車場は広いですが白線が見えないのでどこに止めていいかわかりません。
あと穴が多いです。
 

 
チェックイン
 
受付を済ませます。
GW中日だったので混むことも予想できたので予約してから行きました。

ここで受付の管理人さんから注意事項を説明してもらえます。

・車は正面ではなく脇に停めてください。
・外出は自由ですが鍵は失くさないでください。
・チェックアウトする際は必ず店員に鍵を渡してください。
 受付にいなくても店内のどこかにいます。
 
2900円を渡し鍵を受け取ります。
 

この鍵も激渋クリスタルですね。
昔泊まったことのある健康ランドを思い出します。

 
ルームツアー
 

宇宙船感のある壁紙が貼ってある廊下を進んで「10号部屋」に入ります。
 
部屋は洋室と和室があり今回は洋室を用意してもらいました。
 
おそらく部屋に人が入っていると上のランプが光るのですが、2部屋くらい空いてました。

予約しなくてもよかったかもです。。。

 


4畳半ほどの部屋にソファ、テーブル、テレビ(テレビ台)、シングルベット、洗面台、が置いてあります。

外装とは裏腹に部屋は割ときれいです。

ライトはこれで最高の明るさです。

 

窓は固すぎて開きませんでした。

部屋が道路側だったので外の景色は国道116号が見えるだけです。

廊下をはさんで反対側だったら見渡す限りの田んぼだと思います。

 

 

 部屋にティッシュはありませんがベットの脇にトイレットペーパーが置いてあります。

お風呂もありますがかなり年季が入っています。
ちかくに「てまりの湯」もあるのでそちらでお風呂を済ませた方がよさそうですね。

neco-mate.hatenablog.com

 

寝巻もあるのでパジャマを持参しなくても大丈夫です。

洗面台には使い捨ての歯ブラシが置いてあります。

 

オートレストラン
 
部屋を一回りしたので1階のオートレストランを見に行きます。
 

レトロ自販機のラインナップです。

カップラーメン
・トーストサンド
・冷凍食品
・ワンカップ

 

冷食はほとんど販売中止でしたが、新潟名物「イタリアン焼きそば」が売っています。

 

 

 夕食はこのような感じにしました。

どん兵衛(220円)、ハムトースト(300円)です。

お湯はポットがテーブルに置いてあるので自由に使えます。

 

気になるハムトーストですが味はいたって普通。
8枚切りの食パンにハムが挟んであります。
信じられないくらい熱いので取り出す際は注意です。

 

 

ゲームコーナーはスロット・パチンコゲームが4割、レトロゲーム4割、麻雀ゲームが2割といった感じです。

AVが取れるユーフォーキャッチャーもありなかなかカオスな空間です。

 

24時間営業なので深夜でも利用できます。 

 


 

部屋に帰って晩酌します。

 

 

音質の悪いテレビの音に混じって、116号を通るトラックの音と田んぼの虫の音が聞こえてきます。

この暗すぎるライティングも心地がいいです。

 

チェックアウト
 
翌朝、管理人さんに鍵を返して次の目的地(寺泊)に向かいました。
 

 


 

 

おまけ
 
燕市のグルメといえば新潟五大ラーメンのパワー枠燕三条背油ラーメン」です。
 
新潟五大ラーメンとは
【新潟あっさりラーメン】【燕三条背油ラーメン】【長岡生姜ラーメン】【新潟濃厚味噌ラーメン】【三条カレーラーメン】の5種のラーメン。
新潟の各エリアで生み出された個性豊かなラーメンで新潟を代表するグルメ。
 
そこで、「燕三条背油ラーメン」発祥の地とされる杭州飯店」にお邪魔しました。

開店20分前に着いたにもかかわらず既に30人ほどの長蛇の列。
さすが有名店。ちなみに、この日は日曜日でした。

開店と同時に列が動き出し店内が広いのか意外と中に入っていきます。
一弾目は私のちょうど手前で止まってしまいました。そこから10分ほど待ったら1組出てきてその分席が空いたのか中に入れました。
 
店内はテーブル席15人くらい、座敷席15人くらい。
もちろん相席です。
 
基本の中華そば(900円)、餃子2個(400円)を注文。

餃子は大サイズ、少し冷めてましたが手作り感がありとても美味しかったです。ラーメンはスープが見えないほどの背油がぎっしりで、中にうどんのような極太の麺が入っています。
 
食べた感想としては、意外とあっさりしている。
 
麺の感じからして二郎系の極太麺にスープを絡ませて食べるラーメンを想像してた方はちょっと拍子抜けするかもしれません。
 
ただ、スープはしっかりとした魚介系のうまみの出た醤油味でとてもおいしいです。
背油もあまりギトギトしなくてずんずんと飲めます。
 
麺にはそこまでのコシはなく若干ぶよぶよしています。
玉ねぎのシャキシャキ感がいいアクセントになっていて最後まで飽きずに食べることができます。
 
個人的にはあそこまで並んで食べるほどではない...かな...
ただ、普通においしかったので並んでなかったらまた食べたいですね。
 
 
感想

今回は燕市の激渋ホテルに泊まってみました。

昭和レトロ好きにはたまらない施設です。
部屋もきれいでしたし、電話やテーブルも雰囲気があり管理人のこだわりが感じれます。

値段も3000円弱とお手頃なのでまた泊まってみたいです。

 
おわりに

GW第1弾目の記事です。(3週間ほど経ってますが。。。)

この後、寺泊を経由して日本海沿いに上越のほうまで行きます。
道すがら様々な観光地に寄ったので記事にしていきたいと思います。

新潟に来てから上越のほうまでは遠すぎて行ったことがありません。(新潟は南北に長いので新潟市から上越まで行くのはちょっと勇気が必要です。)
おそらく自然に囲まれた素敵な場所なのでしょう。どんなところなのか楽しみです。(=^・Λ・^=)

 
 



 

 

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