【2級ボイラー技士】学科試験の話

 

こんにちはねこまたです。
先日、2級ボイラー技士の学科試験を受けてきました。
試験の申込から試験当日のことを書いていきます。

最初に2級ボイラー技士という資格について簡単に説明します。

 

2級ボイラー技士について
 

2級ボイラー技士は労働衛生安全法に基づく日本の国家資格の一つで、ボイラー技士の中で最も階級の低い資格です。その上は1級、特急とあり階級が上がるにつれて扱えるボイラーの範囲が増えていきます。

 

2級ボイラー技士免許取得者は、25平方メートル未満のボイラーを取り扱うことができます。ボイラー技士が必要な設備の管理・点検などで役立ちます。

 

資格は実務経験等の制限がなく誰でも取得することが可能です。
資格の取得には以下の2つの要件を満たしている必要があります。

 ①ボイラー取り扱い実地修習、小規模ボイラー取り扱い等一定の実務経験を有すること。
 ②2級ボイラー技士免許試験に合格していること。

①は日本ボイラー協会が主催している講習に3日間参加すればOKです。


今回紹介するのは②の項目です。

 

 

 

学科試験の申込

 

入手方法

受験申請書は以下から無料で入手可能です。

 ・安全衛生技術試験協会本部
 ・全国に7か所ある安全衛生技術センター
 ・安全衛生技術試験協会

近くにそのような施設がない人は返信用封筒を送って取り寄せることもできます。

 

私は取り寄せでした。送る用封筒、返信用封筒その切手(120円)(210円)で手に入れるだけで結構お金がかかります。

 

試験手数料の支払い

受験申請書の中に振込用紙が入っているので郵便局、銀行で振り込みます。

試験料は6800円です。別途振込手数料がかかります。

日附印が押された「振替振込受験証明書(お客様用)」ががもらえます。

 

注意
ATMは使用できません。直接窓口で支払う必要があります。
 

平日働いてる人はタイミングが難しいかもしれません。
昼休みに会社を抜け出すか、早上がりするか...

 

記入方法

記入例、説明などを見ながら記入していきます。
項目は「試験の種類」「試験会場」あとは基本的な個人情報(住所、年齢、氏名など)です。

証明写真が必要なので用意しておいてください。

 

準備が必要なもの
・本人確認書類(免許証のコピー、住民票など)
・証明写真(30mm×24mm)
・振替振込受験証明書(お客様用)
・送付用の封筒(角2封筒)
 
必要事項をすべて記入して角2封筒にいれます。
簡易書留で送るので切手は貼っても張らなくても大丈夫です。
窓口で送料をそのまま払います。
 
封筒に記入する宛先のフォーマットは申請書に入っているので、
切り取って封筒に貼って使ってください。
郵便局で「簡易書留」として送付します。
 
注意
簡易書留なのでポストは使えません。窓口に行く必要があります。
料金は基本料金+320円です。
 
 
受付期間は郵送の場合、試験日の14日前の消印まで。
 
2級ボイラー技士学科試験は月1回、全国7か所ある各センターで行われています。
 
定員に達した場合は受付期間内でも受付を締め切られているので、提出前に公式ホームページで確認してみてください。
ちなみに私が受けた東北安全衛生技術センターの定員は186名で当日は120名ぐらいでした。

 

これで申請書の提出は完了です。そのうち受験票が届きます。
勉強をして試験に備えましょう。

 

 

 

学科試験当日

 

試験会場へ

 

持ち物
・受験票
・筆記用具(鉛筆orシャーペン、消しゴム)
 

試験は13:30開始です。

説明があるので13:15分には着席してなければいけません。

13:00には試験会場にいたほうがいいでしょう。

 

試験会場は全国に7か所しかないので、住む場所によっては会場に行くだけでも一苦労です。

地方住みの私は
一番近い東北安全衛生技術センターまで車で片道3時間以上かかりました。

 

 試験会場

 
 

試験開始

受付等はなく、教室まで入って受験票に書いてある番号の机に座って試験開始まで待ちます。

 

試験問題について
 

試験問題は

・ボイラーの構造に関する知識 10問
・ボイラーの取り扱いに関する知識 10問
・燃焼及び燃料に関する知識 10問
・関係法令 10問

五肢択一のマークシート方式です。

 

各科目ごとで40%以上、4科目全体で60%以上で合格。

合格率は毎年60%前後なので比較的取得しやすい資格といえます。

 


 

今回の試験は過去問に比べても難しかった印象です。同じ問題を使いまわしていると思ったんですが、初めて見る問題が多くて焦りました。

 

手ごたえとしては、確実に解けたのは全体の6割ほどでしょうか。少し文言は変えていますが、過去問とほとんど同じ問題なので暗記で解けました。


残りは知っている知識を組み合わせて何とか回答した感じで、あまり自信はなかったです。ただ、合格点は60点以上なので得点を伸ばせればよいなというくらいの気持ちでした。

 

試験時間は3時間。
1時間経過したところで、試験官からの指示があり退出OKになります。

 

私はこのタイミングで退出しました。
これ以上考えてもわかる気がしなかったので...

 

 

試験後


帰り際に免許証発行申請書を1部無料でもらえるので、忘れずに持って帰りましょう。

免許証の発行時に使います。

 

格通

免許証合格通知は試験日の翌週あたりに届きます。
それより先にホームページで合否を知ることも可能です。

 

私はまだ実技講習を受けていないので、
それが終わってから提出方法をブログで紹介しようと思います。

 

 

終わりに

以上で2級ボイラー技士学科試験の申請の方法から試験までの話を終わります。

経験を思い出しながら書いているので、説明不足のところも多々あるかと思いますがご容赦ください。

今回書いた内容は、公益財団法人のホームページ(https://www.exam.or.jp/)や申請書類等にも書いてあるので、そちらを参考にしてみてください。

 

2級ボイラーは取得するのに制約がない資格なので興味のある方はぜひ受けてみてください。

 

 

 

 

おまけ
 
せっかく宮城県まで来たので少し散策しました。
そこで地元で有名だというチェーンのご飯屋さん「半田屋」に入りました。

作り置きしているお惣菜を自分で取るスタイルの店です。

 

メニューは下の写真のようにしました。
価格は確かこれで500円くらいだったと思います。

味は庶民的な感じで豚汁がすごくおいしかったです。

 

宮城に行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。

 



ではまた。

 

 

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