【第二種電気工事士】筆記試験合格のための勉強方法を紹介

電気工事士の筆記試験がこの間10月30日にありました。

 

自己採点の結果合格してました。
そこで私のおすすめの勉強方法を紹介したいと思います。

 

私のスペック

・頭脳は並の並です。
・物理(電気関係)は高校での勉強が最後でそれ以来触れていません。
・正直、物理(電気関係)には苦手意識があります。
 

そんな私でも合格できたので、
今回紹介する教材と勉強法をこなせばだれでも合格できると思います。

 

電気工事士の試験を受けたいけど、何から始めたらいいかわからない・・・

そういう人はぜひ参考にしてくださいね。

 

 

結論

・1日30分/3カ月勉強すれば合格できます。
・「過去問題集」をひたすら解くのがおすすめです。

 

詳しくは下の方に書いています。

「手っ取り早く勉強法が知りたいよ」という方は『3. 勉強方法』の項をご覧ください。↓

 

 

 

過去の記事で「筆記試験」の申込方法も紹介しています。

興味がある方はぜひご覧ください。↓

 

neco-mate.hatenablog.com

 

まずは電気工事士について軽く説明しておきます。

 

 

 
ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために工事の内容によって、一定の資格のある人でなければ、電気工事を行ってはならないことが、法令で決められています。

その資格のある人を電気工事士といいます。
 
引用元:一般社団法人 電気技術者試験センター
引用元URL:https://www.shiken.or.jp/construction.html

 

一般社宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる。
 
第二種電気工事士は誰でも受験することができます。
 
 
次に試験について説明します。
 
 

 

 
免許交付までの流れ
筆記試験
 合格
実技試験
 合格
免許交付
 
「筆記試験」「実技試験」2回の試験を連続でクリアすることで免許がもらえます。
「実技試験」に落ちてしまった人は翌年度1回のみ「実技試験」から始めることができます。
それも落ちてしまった人は「筆記試験」からやり直しです。

今回私は登竜門である筆記試験に合格したという訳です。

この後に実技試験が控えています。
筆記試験と実技試験の間は大体2カ月ほどです。

 
POINT
第二種電気工事士は試験後、問題用紙を持って帰ることができます。
問題用紙には必ず自分の回答をメモしておきましょう。
回答は翌日ネットで発表されるので自己採点しましょう。
 
 

なぜ自己採点をするのか気になった方もいると思いますので、
ちょうどいいのでここで説明しておきます。

 

自己採点をする理由
筆記試験の合格発表はWEB公表で試験から2、3週間後にあります。
これを待っているのはあまりよくないですよね。
合格していたら「実技試験」の勉強もしなければいけませんし。

「実技試験」の勉強が必要か否かを知るために自己採点は必須です。
 
筆記試験の科目問題数

 

  筆記試験科目 問題数
一般問題 ①電気に関する基礎理論 30問
②配電理論および配線設計
③電気機器、配線器具、工具
④電気工事の施工方法
⑤一般電気工作物の検査方法
⑥法令関係
配線図 ⑦配線図 20問
 
ごちゃごちゃ書いてありますが「一般問題」と「配線図」の問題があるのを知っておけばOKです。
 
「一般問題」は抵抗や電圧関係の計算問題、工具の使用方法、法令などが出てきます。
「配線図」は実際の家屋の配線図を見ながらこの記号は何を表しているとか電線はどんなふうにつながっているとかそういうのが出てきます。

全体で60点取れれば合格です。
 
長くなりましたが前置きはこの辺にして
次から勉強方法を紹介していきたいと思います。
 

 

勉強方法

私がおすすめするのは過去問題集をひたすら解く方法です。

 

というのも、私ははじめ普通のテキストを購入して、

「出題範囲を理論から全て理解してやる!」と意気込んでました。

 

しかし、莫大な出題範囲と専門的な語句の多さのせいで、
物理に触れてこなかった私は完全にやる気を失ってしまいました。

 

取り敢えず1冊やり終えましたが、内容をノートに写すだけで精一杯でした。

 


 

「このままではいけない」と思い勉強法をガラリと変えました。

それが過去問をひたすら解くという方法です。

 

おススメ問題集



平成24年から令和3年までの10年間に出題された第二種電気工事士の筆記試験問題を全て掲載してわかりやすく解説しています。

 

「全てを理解することは諦め、よく出てくる問題を確実に覚えよう。」そう思い、
1問解いては答えを見て覚えるを繰り返しました。

 

1日にやる分量は「一般問題」30問 or「配線図」20問です。

つまり2日で1回分の筆記試験を終わらせます。

時間は30分~1時間くらいかかりますが理解が進むにつれて早くなってきます。

 

 この方法でまずは1周しました。

上期下期(年によっては午前午後)あるので10年分といっても22回分の試験ができます。これを2日に1回分行うので44日(約1か月半)かかりました。

 


 

2週目は、
1日の分量は変えずに、
「一般問題」or「配線図」を全て解いてから答え合わせをする。

そして間違えた問題を理解するという方法で勉強しました。

 

この方法だと自分が今、何点とれるのかが分かります。

 

驚くことに、
この時点ですでに60点を取る実力はついていました。

 

ですが、試験当日は何が起こるかわかりません。
確実に60点以上を取れるように精度を上げていきます。

 

そんなこんなで2週目が終わるころには、
確実に80点以上は取れるレベルになり、筆記試験は難なく突破することができました。

 


 

第二種電気工事士筆記試験の「過去問題を使いまわす」という特徴と、

この勉強法は相性が良いです。

 

正直な話、内容を理解していなくても問題と解答をセットで覚えていれば解ける問題が結構あります。

 

 

おまけ
 
試験当日のことを少し書いていきます。
 

試験会場:新潟大学五十嵐キャンパス
試験時間:15:00~17:00

 
 AM12:00
 

試験開始まではまだ結構時間がありますが不安なので早めに家を出ました。

 

電車はできるだけ使いたくないので、車で向かいました。

 

新潟大学までは40分~60分くらいかかります。

 

注意
試験会場へは公共交通機関の利用を推奨しています。
大学の駐車場は使わせてもらえません。
 
 PM13:30
 

取り敢えず新潟大学の正門前まで来ました。

少し期待していましたが、やはり中には駐車できないみたいです。

ガードマンが注意書きをもってを持って立っています。

 

仕方ないので、近くのコインパーキングを探します。

一番近くのコインパーキングは満車でした。

 

試験を受ける人が集まるので当然ですね。

 

そこで、大学まで徒歩20分くらいの少し離れたコインパーキングに行きました。

 

ありがたいことにそこには空きがあったので駐車して歩いていくことにします。

 

 PM14:00

 

試験会場である「総合教育研究棟」につきました。

 

14:10にならないとは入れないということなので外で待ちます。

 

周りにいっぱい人がいます。

 

 PM14:30

 

自分の受験番号が書いてあるイスに座ります。
 
教室が20部屋ほどあり大変でした。
受験人数は500人ほどいました。
 

 

試験開始
 PM15:00
 
問題文の配布と軽い説明があった後、試験開始です。

※家に帰った後に撮影しています。↑
 
特に難しいわけでもなく過去問と同じような問題ばかりでした。
 
 PM16:00
 
試験は2時間ですが、一時間たったところでアナウンスがあり退出することができます。
 
私もこのタイミングで退出しました。
 

 

帰り道

 

これから試験勉強しなくていいという開放感がたまりません。

この気持ちは何度味わってもいいものです。
学生時代を思い出します。

 

 

こういう機会がないとなかなか来ないので極楽湯槇尾店に行きました。
新潟大学の目と鼻の先にあります。

 

新潟市極楽湯については過去の記事に書いてあります。
興味がある方は是非ご覧ください。↓

neco-mate.hatenablog.com

 

  • ラーメン

 

お風呂の帰りにラーメンを食べました。
とても充実した一日を過ごせた気がします。

 

おわりに

筆記試験は合格点60点以上の比較的優しい試験なので難なく突破することができました。

コツはとにかく過去問を解くことです。

2か月後には実技試験が控えているのでまた勉強の日々になりそうです。

実技試験が終わったらまた記事にします。

 

 

ではまた。

 
 
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