【解説】エックス線作業主任者_申し込みから免許申請までの話

 

この間(といっても2カ月も前ですが。。。)X線作業主任者の試験があったので受けてきました。

 

そこで今回は「X線作業主任者」の申込から免許申請までの流れを記事にしようと思います。

最後には私がやった試験勉強法も書いてあるので気になった方は是非ご覧ください。

 

 勉強時間:2カ月(30分~60分/1日)
 総額 :16,000円
 ※.受験料:7,000円、教材費:7,000円、切手代など:2,000円

 

「エックス線作業主任者」とは
 エックス線装置(医療用又は波高値による定格管電圧が1000kV以上の装置を除く。)を用いる作業などを行う場合は、エックス線による障害を防止する直接責任者としてエックス線作業主任者免許を受けた者のうちから、管理区域ごとにエックス線作業主任者を選任することが必要です。 作業主任者は、エックス線による障害の防止の措置の職務に携わります。

引用元:安全衛生技術試験協会>資格の紹介

引用元URL:資格の紹介(エックス線作業主任者)

この資格を持っているとエックス線装置の検査、エックス線照射の調整・管理などを行うことができます。

 

試験は安全衛生技術試験協会が執り行っています。

 

ちなみに安全衛生技術試験協会の試験は過去に「2級ボイラー技士」を受けたことがあります。その時の様子も記事にしてあるのでよろしければご覧下さい。

neco-mate.hatenablog.com

 

申し込み
 
1.申請書の入手
 
2.記入
 
3.郵送

 

1.申請書の入手
 
願書は以下のリンク先に載っている施設に行けば手に入れることができます。

 

試験会場は全国で7会場しかありませんが関連の施設は全国各地にあるのでそちらでもらうことができます。新潟県だけでも4つあったので家の近くに1つはあると思います。

 

もし、そのような施設が近くになかったら郵送で取り寄せることもできます。

方法は以下のリンク先からご確認下さい。

受験申請書の請求

 

《一部取り寄せる場合》
① 申請書を入れてもらう角型2号封筒(A4サイズが入る封筒)を用意する。
② ①の封筒に210円分切手を貼る。
③ 「1部、●●●←電話番号」と書いた紙を用意する。
④ ②と③を別の封筒に入れ(②の封筒を折っても大丈夫です)受験するセンターへ郵送する。※郵送代120円

 

 

2.記入
 
申請書が届いたら記入していきます。
 


記入項目は住所など簡単なものなのでお手本を見ながら書き進めましょう。
ここで申請書に貼付・添付するものが3点あるので確認していきましょう。

用意するもの
・証明写真
・本人確認書類
・振込受付証明書
 
「証明写真」2.4cm×3.0cmを貼付します。
こちらは試験会場で本人確認用に使うものなので証明写真機で簡単に取ってしまいましょう。

「本人確認書類」は運転免許証のコピー、健康保険証のコピーで大丈夫です。
コンビニのマルチコピー機でサクッとコピーしちゃいましょう。

「振込受付証明書」は受験料を払ったという証明のために貼付します。
申請書の中に振込票が入っているので郵便局で受験料の支払いを行いましょう。
郵便局の印鑑が押された「振込受付証明書」をもらえるのでそれを貼付します。
 
エックス線作業主任者の受験料は6800円です。
プラスで郵便局の手数料300円くらいとられます。
 
 
3.郵送
 
あとは申請書を角型2号封筒に入れて簡易書留で郵送すれば終了です。
郵送代:120円、簡易書留代:320円
 
申請書に宛名用紙が入っているので封筒の表に張れば間違えなく送ることができます。
 

 

注意
簡易書留は必ず郵便局の窓口から送る必要があります。
 
そのうち受験票が届きます。
 

試験当日まで勉強して備えましょう。

 

 

試験
 
新潟から一番近い(片道4時間ほど掛かりますが。。。)という理由で「東北安全衛生技術センター」で試験を受けました。
 

人生2回目の「東北安全衛生技術センター」です。
もう慣れたものです。

 
試験開始30分前くらいから入ると丁度いいです。(説明が15分前くらいから始まるため)
この時は100人くらい試験を受けていました。
 
試験時間は12時30分~16時30分の4時間です。
開始1時間経ったら退出できます。
 
手ごたえはまずまずでした。
合格率50%ほどなのでしっかり勉強すれば問題なく合格することができます。
 
注意
センターから出るとき必ず「免許申請書」を持って帰りましょう。
(試験監督官からの説明もあります。)
これを持って帰らないとまた取り寄せたりして面倒です。
 
およそ1週間後くらいに結果が出ます。
2週間後には「合格通知はがき」が届くのでそこから免許申請スタートです。
 
 
免許申請
 
センターから持ち帰った「免許申請書」を記入していきます。
入れ物がそのまま免許証発行センター行きの封筒として使えます。
 

内容物


左から、
①返信用封筒(免許証を送ってもらう封筒)
②チェックシート
③免許申請手続きのための手引き
④申請書
⑤来年度の試験案内
 
①④と「本人確認書類」「合格通知はがき」を郵送すればOKです。
④には貼付するものがあるので確認していきましょう。
 
用意するもの
・証明写真
・本人確認書類
収入印紙1500円分
・404円切手(返信用封筒に貼ります)
 
「証明写真」2.4cm×3.0cmを貼付します。
 
「本人確認書類」は運転免許証のコピー又は健康保険証のコピーで大丈夫です。
 
収入印紙」は銀行で手に入れることができます。
こちらも申請書に貼付しましょう。
 
「404円切手」は返信用封筒にあらかじめ貼っておきましょう。
 
 
郵送
 
「返信用封筒(404円切手貼付済み)」「申請書」「本人確認書類」「合格通知はがき」の4点を封筒に入れて簡易書留で免許センターに送ります。

私は、2級ボイラー技士の免許証もあるのでそれも送りました。
運転免許証と同じで項目を追加していくスタイルです。

 

後日、免許証が届きます。

 


 

以上で申し込みから免許申請までは終わりです。

紙で申請するので少し面倒ですが難しいところもなく申請できます。

 

ポイントとしては、あらかじめ「用意するもの」を全てそろえておくことです。

ここからは試験勉強のことについて書いていこうと思います。

 

 

試験勉強について
 

《試験科目》
「エックス線の管理」「法令」「エックス線の測定」「エックス線の生態に与える影響」の4科目が各10問で問題は5肢択一です。
各科目40%、全体で60%以上で合格です。

 

私は以下の2点の教材を購入しました。

 

 

エックス線に関する教材はあまりないので、結局この2冊に行きつくと思います。

 

①は教本です。試験問題に的を絞ったエックス線の知識を身に着けることができます。
ただ、相当記憶力がいい人でないとこの1冊で合格は難しいと思います。
途中演習問題もありますがちょっとだけなので試験問題をカバーするのは厳しいです。

 

②は過去問です。過去8年分の問題が入っています。
問題ー解答・解説の順に載っている普通の過去問集です。
ただ、解説がちょっと不親切です。
解説のところに「第52条参照」みたいにしか書いてない箇所が多いです。
本の後ろに規則・法令が一通り載っているのでそれで確認します。

 

私の場合は①の教本を一通り読んでどこに何が書いてあるのかだけを覚えました。

次に②を解いてきます。解説でよくわからない箇所を①で補完します。

②を2周ほどすれば合格点60点は超えれるようになると思います。

 

一日に過去問の半分(20問分)ずつ解いていけば16日で1周出来ます。

1か月で2周出来ます。教本を読む期間も含めれば2カ月程度で試験対策ができます。

 

おわりに

久しぶりの資格シリーズです。

試験の日、宮城まで行ったのでそのまま仙台周辺を観光してきました。
内容としてはお風呂屋さんを回ったり、神社巡りをしたりです。

風呂屋さんについては記事にしたいと思います。
ホテルも含めて4軒ほど回りました。

ちなみに前回の「第二種電気工事士」は技能試験で落ちていました。
完璧にできたつもりでしたがどこかに欠陥があったみたいです。

7月にもう一度チャレンジできるのでその時にまた記事にしたいと思います。

 
 
 



 

 

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