県内外から登山客が訪れる人気の山です。
多彩なコースがあり今回は「灯台コース」から登りました。
「灯台コース」は名前の通り灯台をスタート地点に登るコースです。
海岸から海を背にしながら登れる珍しい登山道です。
紹介していきます。
難易度
眺望
観光
登り易さ
おススメ度
合計距離 : 6.6m
最高点の標高 : 488m
最低点の標高 : 22m
新潟市
西蒲区 に位置する角田山 (標高481.7メートル)は、佐渡弥彦米山国定公園に指定され、年間を通して県内外から多くの登山客が訪れます。また、新潟県内の山々に自生する草木のほとんどを観察することができ、毎年3月から4月にかけて、オオミスミソウ(雪割草)やカタクリの花などが山を彩ります。引用元:角田山 新潟市西蒲区
上の写真、奥に見える白い灯台が登山口です。
登山口に一番近い駐車場は広く、30台くらい停められますが人気なコースだけあって満杯でした。
仕方ないので少し離れた、浜の駐車場に停めました。
海水浴場なだけあって駐車場はたくさんあります。
はじめはひたすら岩場です。
傾斜もきつく足場も悪いのでかなり登りにくいです。
「こんなにきついのか・・・」とはじめは度肝を抜かれますが、
ここを抜けるとあとは平坦な森の中を進むだけなので諦めずに上りましょう。
時々休んで背面の海を見ると疲れが薄れます。
登山の前半でこんな絶景を拝めるのは嬉しいですね。
中盤はこんな感じです。
さわやかな新緑の中を進みます。
前半のきつい岩場が嘘みたいです。
1時間半ほどで山頂に到着します。
かなり開けた場所になっていますが見晴らしは良くありません。
木が邪魔で外を見渡すことができません。
「こんなものか。。。」と思って下山しようとしているところで一人の女性に話しかけられました。
女性:すいません。ちょっといいですか。
この辺に見晴らしのいい場所があると聞いていたのですが、ご存じないですか?
私も初めて登ったもので。。。
そのような場所があるんですか?
そんな話をしていたら別の女性が話に入ってきました。
別の女性:あの道から少し行くと見晴らしのいい場所がありますよ。
女性の指し示す方(稲島コース)に行くと「観音堂」というお堂がありそこからは越後平野が一望できました。
先ほどの女性に感謝ですね。
この景色を見ずに帰るところでした。
私はあまり下調べをせずに行くタイプなのですが、
今回の件からある程度の下調べも大事なんだと気づかされました。
ちなみに登山届は頂上で書きます。
角田浜には海水浴シーズンでなくても食事がとれるお店があります。
「なみ福」というところです。
店先で整理券を取る必要がありますが新潟五大ラーメンの一つ「あっさり醤油ラーメン」を食べることができます。
帰りのお風呂は、「じょんのび館」に行きました。
角田浜からは車で10分程度で行くことができます。
サウナイベントなども定期的にやっている、新潟では珍しいサウナに力を入れているお風呂屋さんなのでぜひ行ってみてください。
海を見ながら登山ができる珍しい山です。海抜0mから登ることができます。
「観音堂」からはの越後平野を一望できます。
道も良く整備されているので歩きやすいです。
ただ最初の岩場がかなりきついので油断してはいけません。
総合的に見てかなりおススメの山です。
次は他のコースからも登ってみたいです。
この記事も例によってストックです。
確か登ったのは7月の上旬だったと思います。
あの頃は暑さが厳しくて登るのに苦労したことを覚えています。
最近は残暑も終わり、次第に涼しくなってきました。
山にも登り易くなってきたこの時期、今度は長時間かけて登るような山に挑戦したいです。